5月も後半のこの時期、降り注ぐ日差しも強くなり「そろそろ本格的に紫外線対策をしなきゃ」と考えている方も多いと思います。
肌と同様、瞳も紫外線対策が必要です。今回は、紫外線による瞳への影響と瞳の紫外線対策の方法、おすすめのUVカットコンタクトをご紹介していきます。
強い日差しを浴び続けると、目の奥の角膜がダメージを受けてしまいます。その結果、痛みや充血、強い乾燥、かゆみなどの症状が現れることがあります。
また、さらにダメージが深刻化すると、ドライアイや白内障などを引き起こす原因に。厚労省の健康情報サイトでも、紫外線による白内障への影響に言及しています。
“白内障発症のリスクを高める危険因子として、喫煙、紫外線、活性酸素、アルコールなどがあります。”
引用元:厚労省 e-ヘルスネット 白内障(はくないしょう)
また目から入る紫外線は、なんと肌が黒くなる要因にもなるのです。瞳が強い紫外線にさらされると、脳は防御反応から肌が黒くなる色素、メラニンを作り出してしまいます。美白のためにも、瞳の紫外線対策はしっかりと行いたいですね。
瞳の紫外線対策に役立つアイテムといえば、サングラスや帽子、そしてUVカット機能付きのコンタクト。中でもUVカットコンタクトは、特に瞳の紫外線対策に有効なアイテムだと言えます。
その理由は、あらゆる角度の紫外線から瞳を守ることができるから。帽子は頭上からの紫外線対策には有効ですが、ビルの壁やアスファルトの地面に反射する紫外線からは、眼を守ってくれません。
サングラスも同様に、顔の上下や横から差し込む紫外線は、十分に防ぐことができません。どんな角度からの紫外線にも強いUVカットアイテムと言えるのが、UVカットコンタクトなのです。
とはいえUVカットコンタクトも、紫外線を100%カットできるわけではありません。よりしっかりと目元の紫外線対策をしたい場合には、サングラスや帽子、日傘などのアイテムとUVカットコンタクトを併用すると良いですよ。
紫外線には、肌や瞳の表面に影響する「A波」と、皮膚などの奥の細胞まで届く「B波」があります。しっかりと紫外線から瞳を守るなら、このA波、B波のいずれのカット率も高いコンタクトを選ぶことがおすすめです。
UVカット率が特に高いコンタクトとして人気の商品は「ワンデーアキュビューオアシス」です。ワンデーアキュビュー オアシスは、なんとA波を96%、B波を99%もカットしてくれます。少々お値段はお高めですが、しっかり紫外線対策をしたい、という方にはとてもおすすめです。
そのほか、UVカット率が高いコンタクトとしては、ボシュロムの「バイオトゥルー ワンデー」やクーパービジョンの「マイデイ」、通販限定ブランドの「WAVE」などがあります。いずれもA波を80%前後、B波を95%以上と、大幅にカットしてくれるレンズです。
5月から8月にかけては、1年の中で最も紫外線が強い時期です。特にぽかぽかとした陽気の日が続き、つい外に出たくなる春先は、瞳も紫外線を多く浴びてしまいがちです。ぜひUVカットコンタクトやサングラスなどを利用して、紫外線対策をするよう心がけましょう。