メガネメーカーのJINSから、「JINS 1DAY」というコンタクトが販売されています。費用を気にしている方にはとてもオススメなコンタクトですが、酸素透過率はどのくらいなのでしょうか?今回は、JINS 1DAYの酸素透過率を他のコンタクトと比べていきたいと思います。
目次
以下の記事でJINS 1DAYについて口コミや特徴、おすすめな方などさらに詳しく紹介しています。
商品名 | JINS 1DAY |
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レンズタイプ | 近視/クリアレンズ |
装用サイクル | 1日使い捨てタイプ |
内容量 | 30枚入り |
価格 | 1,980円(税込) |
BC(ベースカーブ) | 8.7mm |
DIA(直径) | 14.2mm |
PWR/D(度数) | -0.50D ~ -6.00D(0.25step) -6.50D ~ -12.00D(0.50step) |
含水率 | 58% |
中心厚(厚さ) | 0.08mm |
酸素透過係数(DK値) | 19.73 |
酸素透過率(DK/t値) | 24.66 |
ソフトコンタクトレンズ分類 | グループⅣ(イオン性) |
素材名 | 2-HEMA |
その他 | UVカット機能あり |
※2月1日時点での情報です
今回比較するのは、こちらの酸素透過率ランキングで取り上げたコンタクトです。
目の健康のために必要な酸素透過率は、少なくとも24.1以上であると言われています。この基準と、JINS 1DAY、ランキングのコンタクトを比較するとこのようになります。
商品名 | 酸素透過率 |
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目の健康のために必要な基準値 | 24.1 |
デイリーズ トータルワン | 156 |
ワンデーアキュビューオアシス | 121 |
ワンデーアキュビュートゥルーアイ | 118 |
マイデイ | 110 |
1DAYメニコン プレミオ | 91 |
JINS 1DAY | 24.66 |
酸素透過率が高いコンタクトと比較してみると、JINS 1DAYの酸素透過率は比較的低めであることがわかります。目の健康のために必要な基準を辛うじて上回っている値です。
ここで比較している酸素透過率が高いコンタクトは、レンズの新素材、シリコーンハイドロゲル素材が使用されています。シリコーンハイドロゲル素材は、素材自体が酸素を通すため、非常に高い酸素透過率となっています。
一方、JINS 1DAYの素材は、従来のHEMAという素材が使用されています。この素材を使ったレンズの酸素透過率は、含水率に依存しています。HEMAは素材自体が酸素を通さないため、酸素はレンズに含まれる水分によって運ばれます。高含水レンズであればあるほど酸素透過率は高い傾向にありますが、それでもシリコーンハイドロゲル素材の酸素透過率には届かない商品が多いです。
酸素は目の健康を維持するのに必要なものです。しかし、角膜には血管が通っておらず、駐機中から涙に溶け込んだ酸素を取り入れるしかありません。コンタクトをすると、裸眼の状態よりも、目に届く酸素の量が少なくなります。そのため、酸素透過率の高いコンタクトを使用することで、コンタクトをしてもしっかりと酸素が目に届くというわけです。
目が酸素不足になると、感染症にかかりやすくなってしまったり、充血しやすくなってしまったりなど、様々なトラブルが起こる可能性があります。そのため、トラブルを回避し、目の健康を保つためにも、角膜に十分な酸素を届ける必要があります。
そのため、コンタクトを使用する際は、酸素透過率の高いコンタクトを使用することをオススメします。
JINS 1DAYのメリットは、費用を抑えることができるという点です。毎日使う方にとって、コンタクトの費用は重要ですよね。
もし、JINS 1DAYを使用する場合は、長時間つけすぎないようにしましょう。長時間つけていると、目に負担がかかってしまう可能性があります。添付文書にJINS 1DAYの使い方が記載されていますので、必ず確認をして、間違った使い方をしないように気を付けてください。
酸素透過率の高いコンタクトをお求めの方は、こちらの商品をおすすめします。
また以下の記事ではこのサイトの「1dayコンタクトレンズの酸素透過率ランキング」で1位になった「デイリーズトータルワン」についてご紹介しています。
コスパと性能のバランスを良く考えて自分に合ったコンタクトを使用するようにしましょう。