スポーツする時に邪魔だったり、曇って視界が狭くなってしまったり、そもそも眼鏡をかけている時の自分の見た目がいやな方もいると思います。
そんなこともあってコンタクトに変えたいけど値段やつけるのが怖いなど、色々な不安を抱え迷っている方。
そんな方のために今回はどちらを選ぶかを決心できるように眼鏡とコンタクトを様々な点で比較しました。
目次
眼鏡 | コンタクト | |
---|---|---|
運動 | ✕ | ◯ |
視界 | △ | ◯ |
目の健康 | ◯ | △ |
見た目の自然さ | ✕ | ◯ |
値段 | ◯ | △ |
手入れの手間 | ◯ | △ |
コンタクトについては1day, 2weekなどあらゆる種類のコンタクトを総合した評価を下しています。
各項目について補足します。
部活など、運動を頻繁にするという方は強くコンタクトをおすすめします。
自分自身も中学時代、バスケ部で目が悪いながらも我慢してプレーしていました。
そんな中で先輩からコンタクトを勧められ、不安ながらもコンタクトを着用してのプレーをしてみると瞬く間にスタメンに定着し、先輩の試合でも活躍できるようになったという経験があります。
どんなスポーツでも目で相手やボールの動きを捉えて判断するので視力は当然重要ですし、コンタクトプレーのスポーツの場合は眼鏡だと危険が多いです。
運動をしている方はコンタクトにトライしてみることをおすすめします。
視界についても眼鏡よりコンタクトに軍配が上がります。
コンタクトは目に直接装着するので、全ての角度でコンタクトの影響が及び、よく見えるようになります。
対して眼鏡は目の前に掛けるようにして使用するので視界はやや狭まります。
視界が狭まるといってもそこまで不便に思う部分はないと思いますが、前述のスポーツなどあらゆる状況を瞬時に把握しなければいけない場面ではコンタクトを使用した方が良いでしょう。
目の健康については眼鏡が圧倒的に優れています。
コンタクトは汚れが付着したり、質の悪いものを使うと酸素を通さなかったりして、目に悪影響を少なからず及ぼします。
しかしながら、最近ではシリコーンハイドロゲルという乾燥しづらく、酸素を通しやすい快適なつけ心地の素材が出てきたことでその心配も少なくはなってきています。
それでも基本的に家にいる時には眼鏡を使うようにした方が良いでしょう。
眼鏡はファッションとして取り入れる方もいるほどなので、かけるとガラッと雰囲気が変わります。
逆にずっと眼鏡だった人にとってはコンタクトに変えることで今までの自分の雰囲気も大きく変えることができるはずです。
特に眼鏡にコンプレックスを抱いている方は一回コンタクトをトライしてみることをおすすめします。
眼鏡の値段は大手JINSだと5000円 ~ 10,000円程度の価格になっています。
対してコンタクトですが、2weekは大体1年で28,000円程度、1dayは60,000円程度となっています。詳しい情報は以下の記事をご確認ください。
1年間の期間で考えると眼鏡の方が2weekより、18,000円ほど安く、1dayよりも50,000円ほども安いという結果です。
休日は眼鏡を、仕事や学校がある日はコンタクトを使うという使い方もできますが、眼鏡だけを使い続ける方が圧倒的に安いです。
しかし、最近は性能が良く、値段も安いコンタクトがどんどん出てきています。
個人的に利用している安くてつけ心地の良いWAVEの1dayコンタクトは年間36,000円程度なので非常におすすめです。
手入れの手間については2weekコンタクトだけの話になります。
2weekのコンタクトは使用期間中外したら毎日洗浄液で洗わないといけないというかなりの手間が発生します。
個人的にはこの手間をかけたくないがために1dayコンタクトを使用しているほどです。
めちゃくちゃわかります。私も中学時代に初めてコンタクトに挑戦した最初の一週間は30分から1時間ほど毎日苦戦していました。
帰ってきてからもコンタクトを取り外すという一大作業があるので、当時の部活の厳しさも相まって精神的にかなりきつかったです。
ただ、1週間も経つとコツが掴めて、コンタクトを入れるのも外すのも5分かからずに、調子が良いときには1分以内で取り外しができるようになりました。
目に異物を入れるわけなので怖いという気持ちはすごくわかります。しかし、なにかを初めてやる時というのはどんな時も恐怖や不安を感じやすいものです。
前述した眼鏡とコンタクトのメリット・デメリットをよく比較し、コンタクトにトライするかしないかを決断すると良いと思います。
コンタクトは眼鏡よりも高いですが、良い商品を良い買い方で買えれば非常に安く済むことがあります。
一点目の良い商品ですが、これは後述する「酸素透過率」や「含水率」、「素材」とそのコンタクトの「値段」を比較してみて選ぶ必要があります。
簡単な指標を伝えておくと一箱2300円あたりを越えてくるとやや高い商品になるのかなと思います。
通販サイトで購入するのが基本的に一番安く済みます。
コンタクトを切らしていて、「明日にでもほしい!」という時以外は基本的に通販サイトで購入することをおすすめします。
商品によって一番安く買える通販サイトも変わってくるので詳しくは以下の記事をご参考ください。
目にどれだけ酸素を通すかの値です。
目の健康に必要な酸素透過率の目安は24.1Dk/L以上と言われているのでそれを上回る値の商品を選ぶと良いでしょう。
後述するシリコーンハイドロゲル素材を使用しているほとんどのコンタクトが酸素透過率100Dk/L以上なので健康に配慮した商品だと言えると思います。
コンタクトがどれだけ水分を含んでいるかという値です。
この値が高いほどよく酸素を通すようになりますが、逆に乾きやすくなるというデメリットを抱えています。
この問題を解決したのが次に紹介するシリコーンハイドロゲル素材です。
コンタクトの素材には従来のHEMA素材と新しいシリコーンハイドロゲル素材の二つがあります。
HEMA素材には含水率を高くすると乾きやすくなってしまうというデメリットがありましたが、シリコーンハイドロゲル素材はそれを解決し、快適なつけ心地と高い酸素透過率を実現しています。
国内で販売されている高含水レンズの中では最薄、薄さにこだわったレンズであり、さらにこのスペックで一箱1550円という破格の安さ。
商品名 | WAVEワンデー UVウォータースリム plus |
---|---|
BC(ベースカーブ) | 8.8mm |
含水率 | 58% |
酸素透過率(DK/t値) | 40 |
素材 | HEMA |
商品名 | WAVEワンデー UV Premium |
---|---|
BC(ベースカーブ) | 8.8mm |
含水率 | 47% |
酸素透過率(DK/t値) | 166 |
素材名 | シリコーンハイドロゲル |
商品名 | 2WEEKメニコンプレミオ |
---|---|
BC(ベースカーブ) | 8.30mm/8.60mm |
含水率 | 40% |
酸素透過率(DK/t値) | 161 |
素材名 | シリコーンハイドロゲル |
・眼鏡は「目の健康」、「値段」、「手入れの手間」の点でコンタクトよりも優れている
・コンタクトは「運動をする際」、「視界の広さ」、「見た目の自然さ」で眼鏡よりも優れている
・コンタクトの取り外しは最初は怖いが、1週間も経つと慣れる
・コンタクトは通販サイトで購入すれば安く買える
・コンタクトは「値段」と「酸素透過率」、「含水率」、「素材」など性能を比較して選ぶ