カラコンをつけた時、ゴロゴロとした異物感が気になったり、景色がぼやけて見えたり・・と違和感を覚えたことはありませんか?特に初めてカラコンをつけた時は違和感を覚えやすいですよね。
実はカラコンをつけた時の違和感には、使っているうちに慣れるものとそうでないものがあるのです。今回は、「慣れる違和感」と「慣れない違和感」の違いについてお伝えします。
カラコンは目に直接入れて使うもの。そのため、レンズを装着すること自体に慣れていない方の場合、異物感や違和感が気になるというのはむしろ自然なことです。また度入りのカラコンの場合、コンタクトで視力を矯正した時の見え方に慣れていないために違和感を覚えることも多いです。
具体的に、以下のような違和感や不快感であれば使っているうちに慣れるため、ほとんどの場合心配はいらないでしょう。
・異物感があるけれど、まばたきをすると気にならなくなる
・レンズをつけた直後、景色の見え方に違和感がある
・視線を動かすとレンズがずれそうで怖い
・レンズをつけるとゴロゴロする日と、そうじゃない日がある
日によって違和感が強くあったり、全くなかったりする場合、誤ってレンズを裏返しにつけてしまっている可能性があります。試しに違和感のある方のレンズを外し、裏返してつけ直してみてください。
※ワンデーのカラコンは、一度外したら再びつけることはできません。つける時にしっかりと裏表を確認するようにしましょう。
一方、違和感の原因がカラコンが目に合っていないことである場合は、使っているうちに慣れるということはありません。無理に使い続けると、目に傷が付いたり感染症にかかりやすくなったりするなど目のトラブルにつながることも。違和感が強い場合は速やかに対処する必要があります。
具体的に、以下のような違和感や不快感があるのであれば注意が必要です。
・レンズの中心など一部が白く濁る
・まばたきをすると、レンズが外れることがある
・カラコンをつけていると景色が白っぽく見える
・目薬をさしても違和感が解消しない
・夕方になると、特に違和感が強くなる
慣れない違和感の最も多い原因は「BCが合っていない」ことです。BCが合っていないレンズをつけると、レンズが浮いて外れやすくなったり隙間に汚れが溜まって白く濁ったりします。また、瞳が締め付けられ圧迫感を感じることもあります。
そのほか、酸素を通しにくいカラコンを長時間つけていることによる「瞳の酸欠」も、特に多い違和感の原因の1つです。
BCが合っていないカラコンの使用は目にとって非常に負担が大きく、目のトラブルにつながることも多いです。まずはきちんと眼科に行って自分の目のを測ってもらい、自分の目のBCに合うカラコンを選びましょう。
カラコン通販ショップのクイーンアイズでは、色味やレンズの大きさだけでなくレンズのBCからカラコンを探すこともできますよ。なかなか自分の目に合うカラコンが見つからないという方はぜひチェックしてみてください。
夕方になると違和感が強くなるという方は、シリコーンハイドロゲル素材のレンズであるラルムシリコンハイドロゲルがおすすめです。シリコーンハイドロゲルは目に優しいレンズ素材として、最近のクリアレンズのスタンダードになってきている素材です。まだこの素材を使ったカラコンは国内ではほとんどありません。新発売の「ラルムメイメ!」はシリコーンハイドロゲル素材ではないので注意してくださいね。