コンタクトレンズユーザーに多い目の悩みの1つ、それが「ドライアイ」です。つらい症状を和らげるために、目薬選びはとても大切。
今回はドライアイの方向けに、目薬の選び方とおすすめの商品をご紹介します。ドライアイの症状にお悩みの方は参考にしてください。
目次
①症状に合った配合成分の目薬を選ぶ
目薬は、商品によって配合されている成分が違います。自分の症状に合った成分が配合されている目薬を選びましょう。
目の乾燥に悩むなら、「塩化ナトリウム」や「塩化カリウム」など、《保水成分》配合の目薬を選びます。中でも人口涙液の目薬は、ドライアイの治療薬にも使われるのでおすすめです。
目の痛みに悩むなら、「グリチルリチン酸二カリウム」や「イプシロンーアミノカプロン酸」など、《抗炎症成分》配合の目薬を選びます。
目の充血に悩むなら、「塩酸ナファゾリン」や「塩酸テトラヒドロゾリン」など、《血管収縮剤》配合の目薬がおすすめです。
充血は、角膜(白目)が炎症して血液が集まった状態。血管収縮剤が炎症した部分の血管を収縮させて、充血の症状を緩和します。
②ヒアルロン酸配合の目薬を選ぶ
ドライアイの特徴として、目の表面に細かい傷が生じることが挙げられます。ヒアルロン酸は、この細かい傷を修復する効果があります。さらに涙を安定化させる作用もあるため、ドライアイの症状の緩和に効果的です。
③防腐剤フリーの目薬を選ぶ
コンタクトレンズをつけたまま使うなら、必ず「防腐剤フリー」の目薬を使ってください。
防腐剤が含まれていると、コンタクトが劣化して目に傷がつく危険性があります。外箱に「ソフトコンタクトレンズに使える」と明記されている目薬は、防腐剤が含まれていないので安心です。
今回は、「目の乾き」に高い効果を持つ商品を中心に、配合されている成分の種類や効果・効能の広さを考慮して、1~5位のランキングにしました。すべてソフトコンタクトレンズに使える、防腐剤フリーの商品です。
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人口涙液型の目薬です。涙の不足が原因で起こる目の乾きや不快感などの症状を改善します。5mlのボトルが4本セットになったタイプなので、防腐剤フリーでも薬液の劣化が気になりません。
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保水成分や角膜保護成分、ミネラルなど、ドライアイの症状に効果的な成分が多く配合されています。目の乾き、疲れ、かすみに悩まされる方におすすめ。
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角膜の修復を助ける栄養成分を配合。とろみのある薬液が目の乾きを癒やします。保水成分やうるおい保持作用も含まれていて、疲れやかすみにも効果がある目薬です。
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4種類のミネラルが、目の乾きと疲れを癒やします。自由な角度で点眼できるフリーアングルノズルで、使い勝手にも優れる目薬です。
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価格:600円(税込)
角膜ダメージをケアする成分「ポピドン」が配合されています。新陳代謝を促進するブドウ糖も含まれています。目の疲れ、乾きを改善する目薬です。
ご紹介した目薬は、近所のドラッグストアや薬局で簡単に手に入ります。通販ショップでも購入できるので、ドライアイにお悩みの方はお試しください。
ただし目薬は立派な医薬品。用法・用量を守り、使い過ぎに注意しましょう。
※価格はメーカー希望小売価格です(2021年8月20日調べ)