ワンデー以外のコンタクトレンズを使用している場合、必ず必要となるレンズのケア用品。ドラッグストアなどの売り場を見ると、各メーカーから発売されているコンタクトレンズ用の洗浄液が何種類も並んでいます。
レンズの汚れの落ち具合は、目で見ただけでは確認が難しいもの。それだけに、レンズの洗浄液の製品ごとの違いを判断することは、非常に難しいですよね。
実は、ソフトレンズ用の保存液には、主に3つのタイプがあることをご存じでしたか?今回は、その3つのタイプの特徴をお伝えしつつ、おすすめのソフトレンズ用の洗浄液をランキング形式でご紹介します!ソフトレンズ用の洗浄液選びに困ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
消毒液と中和用の錠剤がセットになっている過酸化水素タイプ。筒状の専用ケースがついており、ケースのフタの部分にレンズをセットして使います。3タイプの中で最も洗浄力が高く、レンズのこすり洗いが要りません。ケースにレンズをセットし、中和用の錠剤を入れた消毒液に浸けるだけなので、とても手軽です。
製品によりますが、消毒には、4~6時間ほどかかります。一度消毒に浸けたレンズは、消毒が完了するまで装着することができません。消毒が完了していない状態で装着すると、液が目に染みて強い痛みを感じますので、注意しましょう。
こちらも消毒液と中和剤がセットになっています。過酸化水素タイプと同様、こすり洗いが要らない製品がほとんどですが、中にはこすり洗いを必要とする製品もあります。過酸化水素タイプに比べると洗浄力は弱めです。レンズは目に直接入れるものなので、強い薬剤での消毒に抵抗のある方もいますよね。そのような方には、このポピドンヨード系タイプがおすすめです。
ポピドンヨード系タイプも過酸化水素タイプと同様、消毒の途中でレンズを使うことはできません。また、ポピドンヨード系タイプは、アレルギーなどがある方は使えない場合もあります。ポピドンヨード系タイプの使用を考えている方は、事前に眼科で使用に問題がないかを確認することがおすすめです。
中和の必要がないタイプの洗浄液です。過酸化水素タイプやポピドンヨード系タイプに比べると洗浄力や消毒力が弱いため、レンズの裏と表をこすり洗いし、すすぎも行う必要があります。ほかのタイプの洗浄液より、比較的安価な製品が多いです。中和がないため、レンズを保存液に浸けたとしても、短時間のうちにまた装着することができます。入浴の際など、一時的にレンズを外したい場合に便利です。
MPSタイプはレンズのこすり洗いやすすぎが必要であるため、人によってはケアが面倒だと感じることもあります。また、洗浄力が弱くタンパク質による汚れが蓄積しやすいため、定期的にタンパク除去剤を使用することが推奨されます。
ここからは、ケアの手軽さや洗浄力、価格などを総合的に見て、多くの人に選ばれているおすすめのソフトレンズ用の洗浄液をランキング形式でご紹介します。
ケースに中和用の白金ディスクが内蔵されているため、中和剤を入れる必要がありません。こすり洗いが要らず手軽な過酸化水素タイプの中でも、さらに手間なく使うことができる製品です。「消毒液は残っているけれど、中和剤は使い切ってしまった」ということがないため、消毒液を最後まで無駄なく使いきることができ、経済的です。
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浸け置きが必要なタイプは、消毒に6時間かかるものが多いです。しかし、こちらの製品は 4時間で消毒が完了します。短時間の消毒でまたレンズを装着することができるので、忙しい方には嬉しい製品です。タンパク分解酵素が配合されており、洗浄力においても優れています。
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洗浄力では他のタイプにやや劣りがちなMPSタイプにも関わらず、高い洗浄力、消毒力を持つ製品。タンパク除去成分が配合されているので、タンパク除去剤なしでもレンズをクリアな状態に保つことができます。さらに、レンズの表面に水分を引き寄せ、汚れをつきにくくしてくれます。