コンタクトをつけて過ごしていると普段より眠気に襲われる回数が多いと感じることがあると思います。
仕事中や授業中に眠気に襲われると意識を保つのに精一杯で作業や勉強どころじゃないですよね。
今回はそんな時の対処法やそもそもの眠気の原因を探っていきます。ぜひ今度眠くなった場合の参考にしてみてください。
目次
コンタクトをつけていると眠くなる原因は2つあります。
コンタクトをつけている間は涙の水分がコンタクトに吸収されてしまうため、つけてない時に比べると目は乾燥しやすくなってしまいます。
また、仕事でパソコンやスマホを長時間見続けるとまばたきの回数が減少し、涙の分泌も減るため、さらに乾燥しやすくなってしまいます。
こういったことが原因で目が乾くと、人間は無意識に目を閉じて、乾燥を防ごうとします。これによって眠気を感じやすくなりやすくなるということです。
パソコンやスマホ、読書など近くのものを見続ける行為を集中して長時間行うと目が酷使されます。
目が疲れると当たり前ですが、まぶたが重くなり、眠気を感じやすくなります。
コンタクトをつけたまま寝てしまうと角膜が酸欠を起こしてしまうことが大きな危険性です。
角膜が酸欠を起こすと以下の危険性が考えられます。
・眼球にコンタクトが張り付く
・コンタクトに付いた汚れから雑菌が繁殖しやすくなる
・コンタクトが眼球の裏側にいってしまう
・角膜炎が起こる可能性がある
・角膜内皮細胞が減る可能性がある
うっかり寝てしまわないように家に帰ったらすぐに外すなどルールを決めておくとよいと思います。
仕事や学校の授業で座り続けるような同じ姿勢が続くと、血流が悪くなり、眠気が襲ってきます。
血流の流れをよくするために椅子に座ってでもよいので簡単なストレッチを行うようにしましょう。
伸びをしたり、体をひねるだけでも効果があるのでこまめにストレッチを行うようにすると良いと思います。
脳の大切なエネルギーであるブドウ糖が不足すると眠気が生じます。
筋トレしている方がコンテストのために炭水化物を抜くことがありますが、減量中はよくぼーっとすると言っていると思います。
これは炭水化物を制限することによって、脳からブドウ糖が不足することによって起こります。
筋トレやスポーツだけでなく、仕事や勉強でもブドウ糖は消費されるので、ラムネなどを取ることによってブドウ糖をこまめに供給してあげるとよいでしょう。
単調で同じ作業ばかりしていると脳を使わなくて済むため、眠気が襲ってくると思います。
作業を切り替えると、脳のエネルギーを新しいことに対してスイッチする必要があるので適度な緊張間が生まれ、眠気が出てくるのを防ぐことができます。
耳には多くのツボがあると言われていますが、耳たぶを軽く引っ張ってみると眠気を覚ますツボを刺激することができます。
強く引っ張る必要はなく、マッサージするようにすると効果的です。
二酸化炭素濃度と集中力には大きな相関関係があると言われています。
会議室や教室で人が多い環境で二酸化炭素が多くなりがちな環境だと仕事や勉強のパフォーマンスが大きく下がるようです。
当然、集中力が下がれば、眠気が生じてきやすくなります。
数時間に1度換気することで二酸化炭素濃度を低く保つようにしましょう。
体温が上がってポカポカしてくると眠気が襲ってきやすくなると思います。
そういった時は持参している水筒やペットボトルなどを首や脇に当てることで体温を下げ、眠気を消し飛ばすことができます。
脳の酸素が不足すると眠くないのにあくびがでやすくなったりして結果的に眠くなるということがあります。
そういった場合は息を止めて、その後に思いっきり酸素を取り込むようにしましょう。一旦酸素不足になると人間は脳へ優先的に酸素を供給するようです。
酸素が再び脳に行き渡れば眠気は解消されることでしょう。
手の甲の中指の付け根部分と、人差し指と親指が交差するくぼみの部分が眠気を抑えるツボです。
コンタクトの乾燥と脳の酸素不足が眠気の原因と説明してきましたが、脳に関しては前述の対策を行えばある程度は解決できると思います。
コンタクトの方は商品によって乾きやすい商品、乾きにくい商品があるのでここでは質の良い乾きにくく、つけ心地のよいコンタクトを紹介します。
・基本的に目と脳の酸素が不足すると眠くなる
・コンタクトは目を乾燥させ、酸素不足にさせやすい
・コンタクトをつけたまま寝ると酸素不足をさらに加速させるため、危険
・換気やブドウ糖、作業の切り替えなどを通して脳に酸素を行き渡らせ、眠気を防ぐ