Q&A 老眼のメカニズムと対策は？｜コンタクト通販ランキング.com

Q&A 老眼のメカニズムと対策は？

老眼は40代頃から自覚することが多いです。適切な対策を取ることで進行スピードを遅くすることも可能です。メカニズムと対策について解説します。

老眼のメカニズムとは？

老眼とは、年齢を重ねることで手元が見えづらくなる症状を指します。原因は、水晶体の硬質化と毛様体筋の衰えです。水晶体はレンズの役割を果たす器官です。厚さを調整することでピントを合わせます。水晶体の厚みを調節するのが毛様体筋です。引っ張ったり、緩めたりしてピントを合わせます。加齢により毛様体筋が衰えてしまうため、程度の違いこそあれど、老眼は誰にでも起こる症状です。

老眼対策アイテムは？

＜老眼鏡＞

雑貨店などにも置いてある、最も身近な老眼対策アイテムです。「ちょっと手元が見づらいから、今この時だけ」「今使っている老眼鏡が壊れてしまった」というように一時的な利用であれば、雑貨店等で販売されている既製品の老眼鏡を使用しても問題ありません。日常的に使う場合は眼鏡店で視力を計測して作った自分専用の老眼鏡を使用しましょう。

＜コンタクトレンズ＞

「老眼鏡は顔の印象が変わってしまう」とお悩みの方には、コンタクトの中でも遠近両用タイプをおすすめします。通常のコンタクトと同じく、他人からはコンタクトを装用しているか否かが分からないため、老眼であることを悟られずに済みます。

メーカー各社が様々な特徴を持つ製品を販売しているため、初めて遠近両用タイプを使うという場合は、眼科や販売店へ行き、見え方や装用感についてのアドバイスを受けてから購入するようにしましょう。人によっては思った通りの見え方になるまで時間がかかる場合もあります。

＜サプリメント＞

直接的に老眼対策になるわけではありませんが、老眼対策用サプリメントは老化を遅らせ、老眼の進行を遅くする効果が期待できます。ビタミンAやビタミンC、ルテインなどが含有されたサプリメントを飲むと良いでしょう。また、漢方薬もおすすめです。漢方薬は体質や体調に合わせて処方されるため、一度医師に相談することをおすすめします。

見えづらさを自覚したら、早めに対策を行うことをおすすめします。眼科へ行き、検査を受けることで、適切な治療を受け老眼の進行を予防するだけではなく、失明に繋がる緑内障など眼病の早期発見の可能性も高まります。30代後半～40代前半になったら、1年に1回は定期検診を受診しましょう。